ダイヤモンドの誕生と買取までについて

様々な条件がそろわないと出来ない

ダイヤモンドは、冷えたマグマが固まった岩石から採掘される

ダイヤモンドは、どうやってできるのかというと、大昔の地球の火山活動と関係があります。 33億年前、地球内部に溜まったマントルの中で、ダイヤモンドの元が結晶を作りました。その後長い年月を経て、大地の火山活動が活発になると、マントルは、マグマとして地上へ放出されるようになります。これにより、ダイヤモンドの原石も、周囲を取り込みつつ地表の方へ押し出されました。ダイヤモンドの原石が含まれたこのマグマは、やがて冷えて固まり、岩石になります。この冷えたマグマのことを「キンバーライト」と呼びます。

このキンバーライトが、現在ダイヤが採掘できる場所になるわけですが、これは、元々マグマの噴出が固まったものなので、地中の浅いところに円筒状になって残っています。これは、その形状からダイヤモンドパイプ、或はキンバーライトパイプ鉱床などと呼ばれます。

更に、このキンバーライトパイプ鉱床が、長い年月にわたって地表から風雨の浸食などを受けると、鉱床からダイヤモンドを含んだ砂利などが、川や海に流れ出す場合があります。このようにして川底や海岸に層を作って堆積したものを堆積鉱床、漂砂鉱床などといい、ここがダイヤが採掘される場所となります。 古代の地球はマントルや火山の活動も活発だったので、このように見てくると、現在でもダイヤが採掘される場所は沢山ありそうに思ってしまいます。しかし、勿論そうではありません。ダイヤの原石がマントルの中に出来るためにはいろいろな条件があるのです。

まず地球の深部、百数十キロメートルの場所で、およそ6万気圧という高い圧力をかけられなければなりません。それから2,000 度にも達する高温の状態であることも必要です。ほかにも、さまざまな条件が欠けることなくそろって、はじめてダイヤの原石は出来るのです。更に、私たちがそれをダイヤとして手にするためには、原石が、人が掘削できるほどの地表近くまで上がってきていなければなりません。これも火山の爆発などの偶然によらなければならないのです。

このように驚くほどの自然の偶然が重なることで出来るものだからこそ、ダイヤは貴重なのです。 また、この生成とは別に、ごくまれに、地球に衝突した隕石が高温高圧の条件を満たして瞬間的にダイヤモンドをつくり出すという場合もあります。こちらはマントルで出来るよりも一層偶然性が高く、またロマンもあります。

ダイヤモンドの素晴らしさは、単なる美しさだけでなく、このような貴重性もあるのです。もし、家の中にその貴重なダイヤを眠らせてしまっていたら、もったいないことですので、ダイヤモンド買取に出すことを検討しても良いでしょう。